■ 妊娠15w目。洗濯やちょっとした運動で立ちくらみ。顔が真っ青と夫に言われた・・
・ 妊娠中によく症状が出る貧血
・ 貧血の種類には2種類あり、それぞれ原因が異なる
・ 立ちくらみの時の対処法

 

 

妊娠15週目は、胎児の状態が安定してきて、安定期と呼ばれる時期に入る頃です。
安定期に入るまではなるべく安静にしていましょう、という言葉をよく聞きます。
その為、4ヶ月に入る頃に今まで出来なかった運動や家事を頑張ろうとする妊婦さんも多いです。

 

 

しかし、少し動いただけで動悸や立ちくらみを感じてしまう方も多くいます。
立ちくらみで貧血だと思う方が殆どだと思いますが、貧血には2種類あるのをご存知ですか?

 

 

貧血の種類により原因や対処法が全く異なるので、正しい処置方法を知っておくことが大切です。

 

 

ひとつめは、「鉄欠乏性貧血」という、その名の通り鉄分不足により引き起こされる貧血です。
妊娠中は血液をつくり出す為に鉄分を多く必要とするので、鉄欠乏性貧血になる方が多いです。

 

 

もうひとつは、「脳貧血」とよばれる貧血で、脳に血液が行き渡らずに起こる貧血です。
妊娠中は血流もリンパも滞りがちになる為、脳貧血により立ちくらみを起こす場合が多いです。

 

 

脳貧血は、妊娠中になりやすいですが、それを改善する薬やサプリメントはありません。
要は脳に血液をしっかり送ることが出来れば改善されるので、対処法をいくつかご紹介します。

 

 

立ちくらみに症状が出たら、その場にしゃがみこむ等して、頭を心臓と同じ高さにします。
呼吸も深くしっかり行うようにすると、ゆっくりと立ちくらみは収まります。

 

 

横になれる時は、体の左側を下にして(心臓を下側にする)、横向きに寝ます。
そうして横になっている間に、動悸も立ちくらみも、しばらくすると収まってきます。

 

 

■ 妊娠30wでヘモグロビンが9以下。出産時に大量出血する可能性?
・ 貧血だとお産に影響する、と言われている
・ その理由は?
・ 大量出血になる可能性は数字で表せない

 

 

貧血のままだと、お産の時に大量出血を招くので貧血改善しましょう、とよく聞きます。
なぜ貧血だと大量出血に陥ってしまう可能性が高くなると言われているのでしょうか?

 

 

貧血の状態だと、鉄分不足から赤血球の数が少なくなり、血液が薄い状態になります。
血液が薄いと傷口で血液が固まらず、止血に時間が掛かる為、大量出血に繋がるのです。
分娩時の出血は300~500ml位までは通常の範囲内ですが、それ以上になると分娩時異常出血と呼ばれます。

 

 

分娩時の出血は、会陰切開や産道損傷、子宮弛緩出血や、胎盤が剥がれた所からの出血など、様々な要因があります。
分娩後の出血は、普通2時間くらいで落ち着き、その後は産褥パットなどを当てていれば大丈夫です。

 

 

しかし異常出血になると、その後何日も寝たきりになったり、色々な処置を行わなければいけません。

 

 

しかし、貧血だからといって、必ずしも出産時に大量出血するというわけではありません。
安産で出血が少ない人もいますし、貧血では無かったけれど色んな要因で大量出血した人もいます。

 

 

貧血で分娩時に大量出血に必ずなるとは限りませんが、可能性は高くなるので、予防しましょう。

 

 

■ 貧血は産後にも影響する
・ 貧血だと母乳が出なくなる?
・ 貧血がひどいと入院が長引くことも
・ 退院しても鉄剤注射に通うことがある
・赤ちゃんも貧血になる?

 

母乳は、お母さんの血液からつくり出されますが、貧血が酷いとそれが出来ません。
赤ちゃんへの栄養たっぷりの初乳は出るかもしれませんが、その後は出なくなる可能性があります。

 

 

また、貧血でフラフラな状態のままだと、退院出来ずに入院が長引く事があります。
点滴や鉄剤注射などの処置や、力が入らず赤ちゃんを抱っこ出来ない日々が長くなってしまいます。

 

 

退院しても、ヘモグロビン値が鉄剤で改善されない場合は、鉄剤注射を打ちに通院する事になります。
長いと週2~3度の通院を2~3ヶ月続けた方も居て、大変だったという話もあります。

 

 

お母さんが貧血だと、産まれてくる赤ちゃんも貧血になりやすい、という話もあります。
生後2~3ヶ月後から貧血の症状が出始める赤ちゃんが多いので、注意して様子を観察しましょう。

 

 

■ 妊娠中は過度な運動はせず、安静を心がける事が大事
・ 安定期に入ったからといって無理は禁物
・ 赤ちゃんの事を第一に考えて行動しよう

 

 

安定期に入る妊娠15週目になると、胎盤がほぼ完成し、赤ちゃんの状態も安定します。
その為、悪阻などで家事や運動が出来なかった分、思い切りやろうと思う方も多いと思います。

 

 

しかし、この頃からお腹の中の赤ちゃんはグングン成長の速度が上がっていきます。

 

 

血液は胎児を中心に巡るので、脳にまで行き渡りづらくなる為、脳貧血になることが多くなります。
それを防ぐには、運動する時などはこまめに休憩を取り、ゆっくり立ち上がるようにする事が大事です。

 

 

お腹も膨らんできて、体重も段々増えていくようになると、運動しなきゃと思うと思います。
しかし、貧血を起こして倒れたりするとお腹の赤ちゃんにも悪影響を与えかねません。

 

 

安定期に入ったからといって無理はせず、ゆっくり動くようにして安静でいることを心掛けましょう。

 

■ 血液検査ではhb値は正常だけど、急にめまいや動悸、耳が詰まって聞こえなくなる症状あり。これって貧血?
・ 貧血かどうかはヘモグロビンの値によって判断される
・ 潜在性鉄欠乏症とは?
・ hb値が正常でも、体内の鉄は足りていないことがある
・ 簡単な隠れ貧血チェック

 

 

妊婦検診でいつも行う血液検査は、貧血になっていないか調べる為の大切な手段です。
一般的に、貧血状態になっているかどうかは、ヘモグロビンの数値から判断します。
妊娠中は、ヘモグロビンの値が10.5g/dl以下になると貧血状態であると言われています。

 

 

しかし、ヘモグロビンが正常値なのにも関わらず、貧血のような症状が出る事があります。
それは、体内のフェリチンという物質が不足することが原因で引き起こされる貧血です。

 

 

フェリチン不足からなる貧血の事を、潜在性鉄欠乏症といい、隠れ貧血とも呼ばれています。

 

 

フェリチンとは、血液中のたんぱく質の一種で、体内に蓄えられている貯蔵鉄のことをいいます。
この貯蔵鉄からヘモグロビンが作られる為、フェリチンが不足すると結果的にヘモグロビンも不足します。

 

 

これは、財布にお金はあるけど通帳には無い、今日は大丈夫だけど明日どうなるかわからない事と同じです。
ヘモグロビン値が正常にも関わらず貧血っぽい方は、フェリチンの値もチェックしてみましょう。

 

 

一般的に、フェリチンの正常値は5~157で、女性は3以下になると貧血の状態になります。

 

 

自分が隠れ貧血かどうかは、簡単なセルフチェックで診断することが出来ます。

 

 

朝起きられない
疲れやすい
髪の毛がよく抜ける
目の下にクマができやすい
動悸、息切れがある
肌荒れをよく起こす
風邪を引きやすい

 

 

以上の項目で3つ以上当てはまる方は、隠れ貧血の疑いがある為、病院での検査をお薦めします。

 

 

■ 外出先の急な貧血が心配!そもそも貧血はなぜ危険?
・ 貧血だと、外出も不安
・ 失神してしまう可能性もある為危険
・ 脳の病気の可能性も

 

 

貧血がひどいと、外出先でも立ちくらみを起こすか心配で外を出歩くのも怖い方もいると思います。
いつどんな症状が出るかわからない、外出先での貧血はなぜ危険なのでしょうか?

 

 

貧血のよくある症状のひとつに立ちくらみがありますが、酷い時は失神してしまう事があります。
もし立っている状態で失神してしまった場合は、転倒に繋がり怪我をする恐れがあります。

 

 

転び方が悪いと、胎児にも衝撃が加わり、悪影響を及ぼしますし、母体も危険に陥ります。

 

 

立ちくらみは、脳に血液や酸素が行き渡らないことで引き起こされる脳貧血です。
しかし、稀ですが、脳腫瘍や脳梗塞、脳血栓などの病気により引き起こされる場合もあります。
立ちくらみがした時、頭痛や吐き気、手足のしびれなども感じたらそれらの病気の疑いがあります。

 

 

■ 貧血は様々な病気を引き起こす?
・ 貧血が体に悪影響を及ぼして病気になることがある
・ 貧血はガンのサイン?
・ 肌荒れは貧血が原因のことも

 

 

重い貧血の状態が長い間続くと、体の免疫力や抵抗力が低下してしまいます。
風邪などのウイルス性の病気にかかると、なかなか治りにくい状態になってしまいます。

 

 

さらに、胃がんや大腸がん、白血病の症状のひとつに動悸、息切れを伴う貧血があります。
鉄分補給を行っているのに、中々貧血が改善されない方はこれらの病気の可能性があります。
初期段階で見つける事が望ましい病気なので、ただの貧血だと思わず、病院で検査を受けましょう。

 

 

また、貧血は女性の最大の悩みのひとつである、肌荒れを引き起こす要因のひとつです。
肌のコラーゲンの合成に鉄が必要になる為、貧血はコラーゲン不足の原因になります。

 

さらに、血液を通じて体内に酸素を運ぶヘモグロビンが不足すると、肌が酸欠状態に陥ります。
その為、肌のターンオーバーが正常に行われず、肌荒れを引き起こしてしまいます。

 

 

お肌の手入れをきちんとしているのにも関わらず、肌が荒れてしまう方は、貧血が原因かもしれません。

 

 

■ 質の良い睡眠で貧血が改善される?
・ 鉄分不足は鬱病と似た状態になる
・ しっかり睡眠を取る事で鉄の吸収率が上がる
・ マットや枕、環境を整えて質の良い睡眠を取ろう

 

 

鉄分が不足すると、やる気が出ない全身倦怠感や、喜びを感じなくなってしまいます。
感情も不安定になりがちになり、酷い時は鬱病と同じ症状が出てしまう事があります。

 

 

体内に摂取された鉄分は、就寝中に消化吸収され、骨髄や脾臓、肝臓や小腸に蓄えられます。
質の良い睡眠を取ると、鉄分の体内吸収率が上がるため、貧血の改善に役立ちます。

 

 

また、リラックス効果も上がるため、気分も落ち着いて鬱病と似た症状も落ち着きます。
心療内科に通っていた人が、質の良い睡眠を取るようになって鬱病が改善されたという話もあります。

 

 

質の良い睡眠は、マットや枕が自分に合ったものや、静かな空間で眠る事が大切です。
照明が明るいままだと脳が休まらないので、寝室はしっかり暗くして寝るようにしましょう。

 

 

早寝早起きを心掛けて、太陽の出ている間に行動し、夜の間はしっかり休む生活を心掛けましょう。
そうすることで、鉄分の吸収率も上がり、自律神経が整えられ、貧血の症状も改善されていきます。

 

■ 鉄剤が効果を現すのは数ヶ月飲み続けないと意味ないと聞いたけど。
・鉄剤は鉄欠乏性貧血に最も良い薬
・ 即効性は無い?
・ どのくらい飲めば貧血が改善されるの?

 

 

ヘモグロビンの数値が一桁台だと、食事療法だけでは貧血の改善は難しいとされています。
その為、多くの場合ヘモグロビン値を改善し、貧血症状の回復のために鉄剤が処方されます。

 

 

しかし、鉄剤を飲んだからといって、2~3日で貧血が回復する、ということはありません。
症状は一時的に収まりますが、鉄剤は、最低でも半年は飲み続けないと貧血は治りません。

 

 

鉄剤の効果は、飲み始めてからおよそ1~2ヶ月経ってから現れ始め、症状が改善されていきます。
鉄剤により、ヘモグロビンが1日で平均0.1~0.2g/dl増加する為、1ヶ月程でヘモグロビンの数値は安定します。
重度の貧血の場合は、ヘモグロビンの数値が安定するまで2~3ヶ月かかります。

 

 

1~2ヶ月程度の鉄剤服用で貧血が改善されたからといって、飲むのを中止してはいけません。
体内の貯蔵鉄であるフェリチンの値が回復しないと、根本的な貧血の改善にはならないからです。

 

 

貧血では、ヘモグロビンだけではなく、フェリチンの値が低いと体内の鉄の量は足りないままです。

 

 

貧血の改善には、まずはヘモグロビン値の回復、その後フェリチンの値の回復が必要です。
貯蔵鉄が体内に蓄えられるのには、3~4ヶ月程かかる為、鉄剤は最低でも約半年間服用しましょう。

 

 

■ フェロミナという鉄剤はどのくらいで効果がでてくる?
・ フェロミナはポピュラーな鉄剤
・ 効果も高いと言うけど、どれくらいで出る?
・ 効果には個人差も

 

 

貧血改善の為に処方されるフェロミナは、広く普及されている効果的な薬のひとつです。
貧血で医者にかかるとまず処方されるのがフェロミナの場合が多い程ポピュラーな薬です。

 

 

効果もその他の鉄剤に比べて高いという評価があり、速いと2週間程度で効果が現れます。
1~2ヶ月服用を続ければ、貧血の症状である立ちくらみなどが落ち着いていく人がほとんどです。

 

 

しかし、効果は個人差や、貧血の度合いにより異なる為、改善に必要な時間も人それぞれです。
1ヶ月服用しても改善されないから、と自己判断で服用を中止したりしないようにしましょう。

 

 

■ 鉄欠乏性貧血は再発しやすい
・ 鉄剤で回復出来ても再発することも
・ 貧血が改善されても用心しよう

 

 

鉄欠乏性貧血は、改善されたと思ってもまた発症しやすい病気のひとつです。
原因は、フェリチンの体内貯蔵数が充分でない為で、そのせいで再び貧血の症状が現れます。

 

 

フェリチンの値が低いと、ヘモグロビン値が正常でも息切れや立ちくらみなどの症状が現れます。
それは「隠れ貧血」と呼ばれ、体内の貯蔵鉄が不足することにより引き起こされます。

 

 

鉄剤を1~2ヶ月服用して、ヘモグロビン値が改善されたからと安心してはいけません。
フェリチンが正常値に戻るまでは、貧血が再発しやすいので注意が必要です。

 

 

■ 鉄剤注射は錠剤よりも効果が高いの?
・ 鉄剤が合わない人には注射を打つことも
・ 鉄剤注射は即効性があるの?

 

 

鉄剤が合わない、飲み続けても効果が現れないという人には鉄剤注射を打つことがあります。
鉄剤による副作用がひどく、服用を続けるのが難しい場合によく用いられるそうです。

 

 

体内の静脈に直接注射する方が、即効性がありそうだと思われがちですが、それは誤解です。

 

 

経口鉄剤と鉄剤注射では、ヘモグロビンの増加率はさほど変わりはありません。
なので、鉄剤注射は、錠剤が副作用などで合わない場合に使用されることがほとんどです。

 

 

■ ヘモグロビンが増えるまで時間がかかるのは仕方がない
・ はやく治したい貧血、焦らないで
・ からだのなかでゆっくり増やされるヘモグロビン
・ 鉄の吸収には半日かかる

 

 

なかなか効果が現れないことで不安になる方もいると思いますが、焦ってはいけません。
目に見える効果はないかもしれませんが、体内ではゆっくりと確実にヘモグロビンが増えています。

 

 

鉄が体内で吸収されると、まず血液中の鉄である血清鉄が上昇し始めます。
次に、網赤血球という、出来たばかりの若い赤血球が鉄の吸収から7~10日後に増えていきます。
そうして徐々に赤血球が増えていき、ヘモグロビン量も増加して値が安定していきます。

 

 

また、最近の鉄剤は服用後、徐々に鉄が溶け出していく性質を持っているものが多いです。
そのため、鉄剤を服用した場合、鉄が体内に吸収されるまで12~18時間程かかります。

 

 

その間に、鉄の吸収率を上げるビタミンCやビタミンB12を一緒に摂ると良いかもしれません。

 

 

貧血の改善には時間がかかりますが、着実に体内では血液がつくりだされています。
鉄剤を服用する際には、少なくとも3ヶ月は辛抱して服用を続けることが大切です。

 

■ 鉄剤の副作用が辛い。
・ 貧血改善に用いられる鉄剤の副作用とは?
・ 個人差があるが、服用を続けられない程副作用が酷くなる人も
・ 副作用は抑えられる?

 

 

鉄剤の服用を始めてから、副作用が出て余計辛くなる人は少なくありません。
鉄剤の副作用は主に吐き気や胃がムカムカするなどの胃腸障害や、便秘などが挙げられます。

 

 

鉄剤の服用を続けることで徐々にからだが慣れてくると言われていますが、辛い人には大変です。
あまりにも副作用が酷く、服用が続けられない場合は、かかりつけの医者に相談しましょう。
鉄剤を変えたり、場合によっては子供用のシロップや鉄剤注射に変更してくれるでしょう。

 

 

しかし、副作用が出るのは個人差があり、辛くて続けられないという人もいれば、全く出ない人もいます。
「鉄剤=副作用」と思い込まずに、まずは服用を始めてみてから、様子を見るとよいでしょう。

 

 

鉄剤が処方される時、副作用防止のために胃腸薬も処方される場合がほとんどです。
それにより副作用が軽減されるので、胃腸薬をもらってない方は医師に相談してみましょう。

 

 

空腹時に鉄剤を飲むよう指示される事が多いですが、空腹時は副作用がひどくなる場合があります。
その為、お腹に何か入った状態で鉄剤を飲むことで副作用を抑えることが出来ます。

 

 

また、鉄を摂取する時にビタミンCも一緒に摂ると、鉄の吸収率が上がります。
しかし、鉄剤の場合ビタミンCを同時に摂取すると副作用が酷くなることがあります。
鉄剤を服用する時は、水で飲むようにし、2~3時間はビタミンCを摂らないようにしましょう。

 

 

■ 貧血食のレシピが思いつかない。何がいい?
・ 鉄剤に頼らず、食事改善する為には?
・ 鉄、ビタミン、たんぱく質のバランスをとることが大事
・ 効果的なレシピは?

 

 

薬に頼らず、食事で貧血を改善したいけど、何を作れば良いかわからない方もいると思います。
鉄分が多い事で知られるホウレン草でさえ、1日に必要な量は2袋と、かなりの量が必要です。

 

 

レバーも鉄分を多く含む食材ですが、同時に動物性ビタミンAも多く含んでいます。
それは胎児に先天異常の悪影響を及ぼす危険性があるので多量摂取は避けましょう。

 

 

ただ鉄分の多い食材ばかり食べるのではなく、鉄の吸収率をあげる食材を一緒に食べる事が大切です。
鉄の吸収率をあげるのはビタミンCやビタミンB12、たんぱく質などが有効です。

 

 

鉄分は、ホウレン草や小松菜、ひじきや切り干し大根、しじみや大豆製品などに多く含まれます。
ビタミンCは、ブロッコリーやレモン、キウイフルーツ、アセロラや赤ピーマンなどに多いです。
ビタミンB12は、しじみやあさり、さんま、イクラなどに多く含まれています。

 

 

たんぱく質が多い食材は、パルメザンチーズや高野豆腐、きな粉や牛乳に多く含まれています。

 

 

これらの食材を上手く組み合わせれば、鉄分たっぷり栄養満点の食事をとることが出来ます。
調理が簡単で、手軽に作ることができる料理のレシピをいくつかご紹介します。

 

 

プレーンヨーグルトに、苺とレーズン、お好みでキウイフルーツなどのフルーツをトッピングしましょう。
苺でビタミンC、レーズンで鉄分、ヨーグルトでたんぱく質を摂る事が出来ます。
さっぱりとした味なので、悪阻で食欲のない方もたくさん食べられると思います。

 

 

耐熱容器に豆腐、小松菜、ツナ缶を入れ、その上にチーズをたっぷりかけてオーブンで焼きます。
お好みでマヨネーズや味噌をチーズと一緒に載せると風味もアップしてさらに美味しくなります。

 

 

大豆とひじきと人参で煮物を一度に大量に作れば、常備菜としてストックしておくことが出来ます。
副菜を作る手間が省け、栄養もたっぷりなので忙しいママには一石二鳥の料理です。

 

 

あさりやしじみは味噌汁にするのが一番楽な調理法ですが、炊き込みご飯にするのも良い方法です。
色々な食材と組み合わせられるし、出汁が出るので、美味しくいただくことが出来ます。

 

 

ひじきや小松菜のみじん切り、大豆などをあさりと一緒に炊飯器に入れて炊くだけで完成です。
炊き込むときに、鰹節やしらすをたっぷり入れれば、さらに栄養価がアップします。

 

 

■ 手作り野菜ジュースで手軽に栄養補給
・ 生野菜や果物で生絞りジュースが一番手軽
・ ミキサーを持ってない人にはブレンダーがお薦め

 

 

加熱調理により栄養素が壊されてしまう野菜もある為、出来れば生野菜を摂取するのが望ましいです。
しかし、生野菜だとサラダにするしか方法はなく、量も増えるので毎日続けるのは難しいです。

 

 

そんな時は、ジューサーやミキサーなどを使ってジュースやスムージーにしてしまいましょう。
色々な野菜を組み合わせて、自分好みの味をつくり出す事が出来るので、調理も楽しくなるでしょう。

 

 

ジューサーもミキサーも持っていない方には、ハンディブレンダーを購入することをお薦めします。
滑らかさはジューサーより劣るかもしれませんが、充分美味しいジュースを作る事が出来ます。
ミキサーなどに比べて手入れも簡単ですし、コンパクトなので置き場所に困る事もありません。

 

 

初期の離乳食時期にも大活躍するので、ハンディミキサーがあると妊娠中も出産後も大変便利です。

 

 

■ 美味しい料理で毎日楽しく!
・ 副作用で辛くなりがちな日々、美味しい料理で乗り越えよう
・ 食事で改善されれば鉄剤は必要ない!

 

 

鉄剤による副作用がひどいと、気分も落ち込んで毎日が楽しくないものになってしまいます。
そんな時は、すこし手間かもしれませんが、美味しい料理で気分を変えましょう。
食事が美味しいと、自然と笑顔になりますし、さらに栄養満点なので体にも良いです。

 

 

さらに、鉄分多めのバランスの取れた食事を続ければ、鉄剤も必要なくなる日がやがて来るでしょう。
その日まで、あまり副作用に悩まず、色々な食材を組み合わせて自分だけの料理を作りましょう。

 

■ ヘム鉄や市販のサプリって赤ちゃんに影響ないの?
・ 鉄分を効率よく摂取するなら、薬やサプリがお薦め
・ 体内吸収率の良いヘム鉄は食事では摂りづらいと言うのはなぜ?
・ サプリは赤ちゃんに悪影響?
・ 決められた用量を守って飲めば大丈夫

 

 

なかなか食事だけでは補い切れない鉄分は、サプリメントを飲む事がお薦めされています。
葉酸やビタミン、ミネラルなどの栄養素も一緒に一粒に凝縮されている嬉しい栄養補助食品です。

 

 

体内への吸収率は高いですが、あまり摂取をお薦めされていないヘム鉄のサプリメントもあります。

 

 

ヘム鉄のサプリメントは、妊娠中に飲んでも胎児に悪影響を与えないのでしょうか?
そもそも、ヘム鉄は食事で補いづらいその理由は、ヘム鉄を含む食材にあります。

 

 

ヘム鉄を多く含んでいる食材は、レバーやうなぎ、カツオなどの肉や魚介類です。
しかしそれらの食材は、レチノールという動物性ビタミンAも多く含んでいます。

 

 

胎児に先天異常の悪影響を与えるのは、このレチノールという栄養素で、ヘム鉄は無関係です。

 

 

その為、ヘム鉄のサプリメントを摂取しても胎児に影響を与える事は無いでしょう。

 

 

しかし、市販のサプリメントを飲み続けて、お腹の中の赤ちゃんへ悪影響はないのでしょうか?

 

 

市販の鉄分サプリメントは妊婦用に作られているものも多い為、安心して飲む事が出来ます。
しかし、過剰摂取を続けると、赤ちゃんに喘息やアレルギーの症状が出る危険性もあるそうです。

 

 

1日の用量をきちんと守ってサプリの服用を続ければ胎児に悪影響を与える事はありません。

 

 

■ ヘモグロビン値が改善した人はどんなサプリを飲んでいる?
・ サプリメントを飲んで貧血が治った人はいる?
・ どんなサプリがおすすめ?
・ 妊娠中でも安心なサプリメント

 

 

鉄分のサプリメントは鉄剤に比べて効果が現れるのが遅いですが、貧血が改善された人もいます。
サプリメントによってヘモグロビンの値が上昇した人はどんなサプリを使用したのでしょうか。

 

 

一番人気の鉄分サプリメントは「美めぐり習慣」という、さくらの森から発売されている商品です。

 

 

このサプリは、吸収率の良いヘム鉄100%使用、添加物や着色料不使用の安心な無添加商品です。
さらに、鉄の吸収率を高めるビタミンCや葉酸、国産オーガニックの生姜も配合されています。
生姜の成分のお陰で、飲み始めてから冷え性やむくみも改善された、という声もあります。

 

 

無添加のサプリメントなので、妊娠中でも安心して飲む事の出来る嬉しい商品です。

 

 

■ タンポポ茶も貧血改善に良いって本当?
・ サプリメントや鉄剤だけでなく、お茶でも貧血が治る?
・ タンポポ茶とは
・ 出産後も飲み続けたいお茶
・ 鉄製のやかんでさらに鉄分を摂れる

 

 

貧血の改善の為には、鉄剤やサプリメントを服用する以外にも方法があります。
それには辛い副作用などはなく、毎日気軽に摂取出来て、続けられる事の出来る方法です。

 

 

「タンポポ茶」というお茶には、鉄分が多く含まれている為、貧血予防にとても効果的です。
さらに、カルシウムやビタミン、ミネラルも豊富に含んでいて、血液を浄化する作用もあります。

 

 

便秘を解消する作用もあるので、鉄剤で便秘になりがちな方にお薦め出来る飲み物です。

 

 

タンポポ茶はノンカフェインなので、妊婦さんでも安心してたくさん飲む事が出来ます。
さらに、コーヒーに似た風味なので、妊娠中に飲めないコーヒーの代わりに飲む方も多いです。

 

 

また、タンポポ茶は母乳の出を良くする働きがあり、出産後も飲み続けたいお茶です。
血液浄化作用により母乳の質の向上や、乳腺炎も予防出来る、頼もしい育児のお供です。

 

 

より多くの鉄分をタンポポ茶から摂りたい場合は、鉄製のやかんでお茶を淹れましょう。
鉄製のやかんで沸かすお湯には鉄分が豊富に含まれるので、沢山の鉄分をお茶で摂る事が出来ます。

 

 

■ 妊娠中は鉄分以外も含むサプリを
・ 貧血の改善には鉄分が必要
・ 妊娠中は、鉄分以外にも必要な栄養素がある
・ 「妊婦向け」のサプリが安心

 

 

貧血を改善するには、体内のヘモグロビンとフェリチンの値を上昇させる必要があります。
だからといって、鉄分だけのサプリメントを飲むだけではあまり効率的とは言えません。

 

 

妊娠中には、鉄分の他に葉酸も摂取するのが良いとされており、葉酸は胎児の成長に必要不可欠です。

 

 

鉄分と葉酸を含むサプリメントはたくさん販売されており、何を選べば良いか迷うと思います。
そんな時は、「妊婦さんの声から作られました」というサプリメントを選ぶと良いでしょう。
そのような商品には、妊婦さんに嬉しい栄養素が豊富に含まれているものが多いためです。

 

 

貧血の症状が改善されるのには時間がかかりますが、サプリやタンポポ茶で良い生活を送りましょう。

 

■ 葉酸で貧血が改善された人が多い理由
・ 葉酸不足から引き起こされる貧血は悪性貧血と呼ばれる
・ 鉄分だけ飲んでも改善されない
・ 食生活の乱れが原因?

 

 

鉄分不足からなる貧血は鉄欠乏性貧血と言い、葉酸やビタミンB12不足からなる貧血を悪性貧血と言います。
赤血球は赤芽球が分裂を繰り返してつくられますが、葉酸が不足するとその分裂が行われません。
分裂が行われないと、赤芽球が大きくなり、やがて死んでいくため、赤血球が作られません。

 

 

さらに、赤芽球が大きくなることで、血流も悪くなるので立ちくらみなどの症状が酷くなります。

 

 

鉄分によってヘモグロビンがつくられますが、その元となる赤血球がないと、貧血は改善されません。

 

 

鉄分は、肉や魚、その他色々な食材に含まれているので、普段の食事でも摂取が出来ます。
しかし、葉酸は、その名の通り葉物に多いので、偏った食事をしていると、なかなか摂れません。
肉や炭水化物を食べる事の多い現代の食生活では、気付かないうちに葉酸不足になっています。

 

 

その為、鉄分を飲んでも貧血は改善されなかったけど、葉酸で改善されたという声もあるのです。

 

 

しかし、鉄分も大切な栄養素なので、葉酸と一緒にバランス良く摂取することが大切です。

 

 

■ 葉酸で貧血対策している人の悪い口コミ、良い口コミ一覧
・ サプリメントで葉酸対策している人が多い
・ 葉酸サプリメントにはどんな口コミがあるの?

 

 

葉酸は、食事で毎日必要な量を補うには大変なので、大体の人はサプリメントで補給しています。
葉酸サプリメントには、期待出来る効果があるのか、口コミを調べてみました。

 

 

疲れにくくなった
爪が割れにくくなった
肌が綺麗になった
立ちくらみをしなくなった
イライラしなくなった
髪がツヤツヤになった

 

 

などの声が多く、立ちくらみが改善されたという声から葉酸に確実な効果がある事がわかります。

 

 

しかし、葉酸サプリ商品によっては、効果がイマイチだという声もあるのでご紹介します。

 

 

値段が高いので続けにくい
1日の服用量が多くて大変(多くて4粒程度)
葉酸が合成のもので体に悪そう
添加物も多いので赤ちゃんに影響がないか不安
効果があまり感じられなかった

 

 

主に値段が安く、成分も他と比べて良くない商品に悪い口コミが多いようです。
低価格であることだけを重視するなら構いませんが、多少高くても良い物を飲んだ方が安心です。

 

 

効果や効き始める時期は人それぞれなので、諦めずに服用を続けることが大切です。

 

 

■ 葉酸の吸収率を高めるには?
・ 葉酸サプリメントを飲んでも体調が変わらないという人も
・ 運動不足が原因?
・ 妊娠中は無理のない運動を

 

 

せっかく葉酸や鉄分をサプリメントで補っているのに、効果が現れない人もいます。
そのような場合は、血流が滞って体に充分な血液が行き渡っていない可能性があります。

 

 

血流が滞ると、貧血が改善されないばかりでなく、動脈硬化のリスクも高くなってしまいます。
適度な有酸素運動を取り入れることで、代謝がアップし、血流も良くなり、貧血も改善されます。

 

 

サプリメントを飲んでも効果が無いという方は、ウォーキングなどの運動を始めてみましょう。

 

 

時間がなくてなかなか運動が出来ない、という方におすすめの手軽に出来る運動をご紹介します。
足を肩幅に広げ、背筋を伸ばしてまっすぐ立ち、かかとを上げてゆっくり下げます。

 

 

こうすることで、「第二の心臓」と呼ばれるふくらはぎの血流を良くし、代謝もアップします。
ふくらはぎのマッサージも血流を良くするのに効果的なので、お風呂上がりにやってみましょう。

 

 

しかし、ジョギングや水泳が効果的だからといって、妊娠中の激しい運動は望ましくありません。
マタニティヨガや、妊婦さん向けの水泳教室などでプロの指導の元、適度に運動する事が大切です。

 

 

ストレッチも代謝アップに非常に効果的なので、運動が出来ない時はストレッチをしましょう。
また、深呼吸をしながらストレッチをすることでリラックス効果もあるので、お薦めです。

 

 

■ 何よりサプリメントで安心感を得る事が出来る
・ 不安定になりがちな妊娠中、サプリで安心
・ 効果がなかなか現れなくても、心配しないで

 

 

妊娠中は、ホルモンバランスの乱れや出産後のことを考えて気持ちが不安定になりがちです。
「もし産まれてくる子に何か異常が見つかったら」と、不安に思い始めたらキリがありません。

 

 

葉酸は、胎児の先天異常のリスクを軽減するはらたきのある大切な栄養素です。
葉酸サプリメントで貧血の症状がなかなか改善されなくても、葉酸は確実に体内に蓄えられています。

 

 

「葉酸サプリを飲んでいるから、お腹の赤ちゃんは大丈夫」と安心感を持つことが出来ます。
その安心感から、不安定になりがちな気持ちも前向きな安定した気持ちになるでしょう。

 

 

大切なのは、「サプリメントの摂取を、出来れば産後授乳が終わるまで続ける事」です。
葉酸や鉄分で質の良い血液をつくるということは、質の良い母乳が出来るということです。

 

 

貧血を改善し、胎児の成長にも大切な葉酸の働きは、女性には嬉しいことばかりです。
習慣化しづらいかもしれませんが、葉酸サプリメントでトラブル知らずの生活を目指しましょう。